資産運用を計画通り進めるためには、いくつかのポイントを押さえておくことが必要です。
まず、長期で考えることが必要です。株式にしても債券にしても不動産にしても、短期的な価格の変動は大きいです。
価格は日々変化していますから、毎日の価格の変動を見ていると、日々の動きに惑わされてしまいます。そうならないようにするためには、長期的に見ていく必要があるでしょう。
長期と言っても、人によってその期間は異なります。たとえば、若い人の場合には10年単位で見ていくべきでしょう。定年が近い人なら、3年から5年くらいが適していると考えられます。期間を定めて、その期間に応じたパフォーマンスを計算していきます。
たとえば5年と定めたのであれば、株式の銘柄を選ぶときには5年のリターンを計算するのが良いです。それとともに、5年のリスクを計算します。
これらを計算した上でポートフォリオを構築しています。目的とする平均リターンに応じてポートフォリオを構築していくのですが、その際には平均的なリスクが小さくなるように組んでいくのが基本です。
個別銘柄で考えるのが面倒であれば、日経平均やTOPIXといったインデックスに投資をするのが良いです。